単語説明

あ行

アイランド型キッチン
北米では主婦が友人を家庭に招いて、それぞれが得意の料理を披露して交流するほか、家族全員がキッチンで料理をしながら食事を楽しむなど、キッチンの利用が一層社会性を帯びてきている。
アイランド型配列は、キッチンに使用するワークトップ、キャビネット、設備機器のレイアウトの一つで、ワークトップの短辺、長辺の両端ともに壁面に接することなく、室内にアイランド(島)のように配置されるパターン。
ガス配管、水道配管および配水管等の機能はすべて床からの立ち上げが必要。

圧密沈下
盛土や構造物などの荷重によって、土の体積が減少(圧密)し、地盤が長期間にわたって沈下する現象をいう。
軟弱地盤や粘性土の場合は、特に施工方法に留意しなければならない。→不同沈下

洗い落し式便器
便器洗浄方式の一つで、洋風便器の多くがこの方式。
洗浄水の勢いだけで汚物を流すタイプ。
洗い出し式に比べ汚物が水によってシールされるので臭気は少ない。
またサイフォン式ではないので、大便と小便に分けて洗浄できる。
コスト的にも安価で洋風便器として普及している。

アルコーブ
部屋の一部を囲った部分のこと。
または壁面を後退させて造る付随的な部屋をいうこともある。

アンカーボルト
建築物の構造躯体を基礎に緊結する接合金物(ボルト)のこと。
木構造や鉄骨構造では、基礎部分にアンカーボルトが埋め込まれていて、そのアンカーボルトを土台または構造躯(?)体の底部に貫通させてナットで締め固められる。

位置指定道路
土地を建築物等の敷地として利用するために、建築基準法に基づいて特定行政庁から道路位置の指定を受けた私道(建築基準法第42条第1項第5号、第2項及び第3項)。
私道ではあっても、道路として一般の通行の用に供する義務がある。
指定を受けるには、一定の技術基準によることが要件とされている。
→道路、私道、特定行政庁

ウォーターハンマー
シングルレバー水栓を急閉止すると、水撃波が配管を伝わり配管を振動させたり、カーンと大きな音がする。
ウォーターハンマーは配管の構造、自動水栓の電磁弁等により発生し、水圧の3~5倍の圧力が発生し配管を痛める。
最近は防止装置を内蔵した水栓金具も開発された。

ALC
autoclaved light-weight concreteの略。
高温加圧養生器を使って多孔性の軽量発泡コンクリートを成型するコンクリート成型材のこと。
ヘーベル、イトン、シリカリチートなどの商品名の製品がある。

エヌ(N)値
標準貫入試験といって、地盤に標準貫入棒を打ち込む試験において、杭が30cm地盤に貫入するために何回打設しなければならないかの回数をいう。
地盤の強度を表す値。

FF暖房
ガス、灯油などの燃料を燃焼すると各種のガスが発生して部屋の空気を汚すため、ファンにより強制給排気を行うタイプ。
気密性の高い住居や寒冷地の室内で使用ができる。
熱を外部にもっていくので、熱効率が悪いこと、ファンの音が高いなどの問題があるが、安全性は高い。

LCC
ライフサイクルコストのこと。
ライフサイクル(生活環)とは、製品の生涯を通してみた場合のコストのこと。
建築設備の取得費用と、維持管理費用を含んだ当該建築設備の全利用期間内に用する費用をいう。
LCCはlife cycle costの頭文字をとった省略名。

延焼の恐れのある部分
敷地境界線から、建築物の1階部分にあっては3m、2階以上の部分にあっては5m以内にある部分をいう。

追い焚き
浴槽に給湯する場合、循環釜直結方式と給湯方式がある。
循環式は、直接浴槽に釜を接続するため、湯が冷えた場合には点火すれば、水を増やすことなく湯を熱くすることが可能で、追い焚きが簡単にできる。
最近は給湯方式が増加し、湯量を多少増やすことになるが追い焚きができる。
→給湯方式

オイルステイン
油性ペイントのこと。
木部塗装で木地を生かした仕上げをする場合の着色塗料。
「OS」ともいう。

オーク
oakはナラの訳語であるが、ウイスキーの樽材として用いられる
ホワイトオークが有名。
ナラの代替材として利用される。
板目・柾目とも導管がはっきり表われ、床、壁、額縁などの内装材に適する。
ジャコビアン様式(壁にパネリングを多用した様式)には多様された。

オープンキッチン
ダイニング空間に対して、壁やカウンターなどで視界的、心理的、機能的に遮断性がないキッチンをいう。
ダイニングと一体になったキッチン(DK)やリビングダイニングキッチン(DLK)などを指し、家庭でのコミュニケーションの場を演出する空間である。

納まり
部材相互の取付け金具のこと。
納まりがよいとは美観的、機能的に整っていることをいう。

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か行

カーテンウォール
帳壁のこと。
構造耐力を負担しない壁のことで、外壁、内壁の双方に用いられる。
外壁の場合は、構造体に吊るされた構造形式をとり、構造体の変形を逃げることができるように取り付けられる。
内壁の場合は、間仕切り壁等で構造耐力は負担しないが、遮音性能などは具備する。

化学物質過敏症
化学物質にわずかに触れただけでも敏感に反応するアレルギーの一種。
多量の化学物質を浴びたり、少量でも長期間にわたって浴び続けることによって引き起こされる。
建築材料に使われるホルムアルデヒド、VOCなどが問題視されている。

カラースキーム
室内装飾や服飾などの色彩設計のこと。
→カラーコンディショニング

換気回数
ある室において、時間当たり換気量Q(m3/h)を、 その室の容積V(m3)で割った値で、これをnで表すと、n=Q/V(回数/h)。
すなわち1回換気なら、1時間に室内の空気が1回入れ換わることを示している。

環境共生住宅
地球環境の保全を目的とした住宅設計の考え方。
環境負荷の低い建築方法・省エネ設備の選択、住宅と周辺環境との親和性を図る住環境の整備、居住者の健康維持による居住環境の快適性の持続をおもな指針とする。

元金均等返済
住宅ローンの返済方法の一つ。
元利均等返済と異なり、元金の返済額を一定にする方法。
図のように毎回の元金の返済額は同じであるが、当初のうちは利息の額が大きく、両者を合わせた返済額は高いが、元金を返済するに従い利息分は減少する。
元利均等返済に比較して、利息の総額が少なくなる利点がある。
→元利均等返済

間接照明
光源を遮光して直接光を避け、明かりを間接的に活用するもので全体的に柔らかい印象を与えることができる。

関東間
「田舎間」ともいい、主として関東地方で行われる柱間寸法。6尺を1間とする。
一方、江戸間は、江戸で行われた柱間間隔で、5尺8寸を1間とした。
これに対し、京間として本京間と中京間とがあり、本京間は6尺5寸、中京間は6尺3寸をそれぞれ1間とする。
→畳の寸法

北側斜線制限
建築基準法の集団規定の一つで、第一種、第二種低層住居専用地域、第一種、第二種中高層住居専用地域内において、特に北側隣接地に対する日照を考えて建物の高さを規制する制限のこと。
→斜線制限

共同住宅
集合住宅のうち、土地の上に重層して住宅が配置される形式のもので、土地の利用関係は共有または準共有の関係になる。
共同住宅は就寝用途の建築物で、それが重層するため、防災上の安全性については、特殊建築物としての法律の規制を受ける。
→フラット

居室
居間、食堂、寝室、子供室など居住のために使用する室で、起居に供しうる室をいう。
台所、便所、浴室などは居室ではない。

杭基礎
上部構造から応力を地盤に伝えようとする場合、支持地盤が地表面から深い位置にある場合に採用される基礎。
杭基礎の中には、支持地盤まで届く杭によって建築物を支持する場合と、杭自体は支持地盤まで届かないが、その杭の摩擦支持力によって建築物を支持するものとがある。

杭地業
建物の荷重を地盤面下の硬い地層に伝達させるために設置する柱状の構造部材。
材料および製造方法による分類から、木杭、鉄杭、既製コンクリート杭、現場打ちコンクリート杭、合成杭がある。
また支持機構上の分類から、支持杭と摩擦杭がある。

躯体
構造体をいう。「構造躯体」ともいう。
構造躯体以外のものが、内装、外装等の仕上げ工事や設備工事である。
ただし、設備工事のうち躯体内部に設置される幹線配管・配線は、広義の躯体工事に含まれる。

グレア
まばゆさのこと。太陽の日射やその輝きによってまぶしく感じることで、直射によるものと反射によるものとがある。

蹴上げ
階段における一段の高さ。
建築基準法では23cm以下と定められているが、住宅では、18~20cmが使いやすい。

軽量コンクリート
普通のコンクリートに使われる砂や砂利に代えて、比重の軽い骨材(蛭石や高炉鉱さい)などを混ぜてつくる軽量のコンクリートのことで、断熱性能、遮音性能、構造性能を高めるために使われる。
強度上必ずしも弱くなるとは限らない。
もっぱら骨材の強度による。

結露
空気中の水蒸気が、気温が低下して空気中に飽和できなくなって露を結ぶようになる現象。
結露がはじまる温度のことを露点温度という。
屋内または屋外からの空気が壁体内に入り、そこで温度が下がって結露する現象を壁体内結露という。

建築確認申請
一定規模以上の建築物の計画については、事前にこの計画が建築基準法の規定に適合するものであることの確認を求めて建築主事に提出すること。

建築確認済通知書
建築主事が提出された建築確認申請書に対し、建築基準法および関連法令に適合するか否かを審査し、適合を確認したとき、申請者に対し通知する書類。
一部地域を除き、この確認済書がなければ建物を新築、増築、改築することができない。

建築基準法
国民の生命・健康・財産の保護を図るために、建築物の敷地、構造、設備および用途に関して最低の基準を定めた法律で、私権の制限を内容としている強行法規である。
建築基準法の規定は、個々の建築物に関する規制(単体規定)と都市計画の観点からの建築物に関する規制(集団規定)に大別される。
→単体規定、集団規定
建築協定 建築基準法に基づき、住宅地としての環境や商店街としての利便を高度に維持増進するため、土地の所有者、建築物の賃借権者等が全員の合意により、建築物の敷地・位置・構造・用途・形態・意匠・建築設備など建築物に関する基準を定めた協定のこと。
建築協定は、市町村が条例で定めた区域内でのみ締結でき、かつ特定行政庁の認可を受けないと効力がない。
この認可の広告後にその建築協定区域内の土地所有者になった者に対しても、その効果を有する。
→特定行政庁、一人協定

建築線
一般に、道路と敷地の境界線をいう。
幅員4m未満の道路の場合は、道路の中心線から2m後退した線が建築線である。
→二項道路

建築面積
建築物の外壁またはこれに代わる柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積をいう。

建ぺい率
建築物の建築面積の敷地面積に対する割合。
建ぺい率の最高限度は、用途地域その他の地域、地区ごとに限度が定められている。

構造用合板
合板(プライウッド)自体、アメリカにおいて構造用材料として開発されてきたもので、構造用合板という用語は日本固有の用語。
日本では薄板(ベニヤ)の積層材をベニヤ合板と呼び、非構造用板材として開発され、普及されてきた。
構造用合板は枠組壁工法の導入によってわが国で一般化した材料である。

高度地区
都市計画法に基づく地域地区の一種。用途地域内において、市街地の環境を維持し、または土地利用の増進を図るため、建築物の高さの最高限度または最低限度を定める地区。
例えば、住居専用地域に高度地区が指定されている場合は、通常の用途地域の制限に加えて、建築物の高さ制限が付加されているのが一般である。
→地域地区

コートハウス
裁判所、郡役所のこと。わが国では、コート(中庭)を囲んだ囲み込み型の住宅(ロの字型)のことをコートハウスと言っているが、和製英語。

コーポラティブハウス
協同組合方式による住宅のこと。欧米では、抵当金融による住宅金融が行われるため、法人格をもつ協同組合が、抵当金融による共有住宅を建築する。
日本では個人への債権として住宅金融が行われ、その個人が協同して住宅を建設する個人共同事業による住宅をいう。
→コンドミニアム

コモンスペース
共有空間。欧米では「コモン」と一般に呼んでいて、個人の所有、または公共機関の管理によるもの以外の共有部分全体をいう。そのコモン部分に特別の利用価値があることを条件にしていないが、わが国でいうコモンスペースは、その空間使用価値のあるものに限られる場合が多い。

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さ行

サイフォン式便器
洋風便器に使用される洗浄方式。排水路を屈曲させることにより、排水路を一度満水にし、サイフォン作用を起こさせ鉢内の汚物を排出するタイプ。
サイフォン作用を起こさせるために一定量の水が必要だが洗い落し式便器に比べ排水能力は強力で、溜水面も広くとれ清潔である。

サイフォンゼット式便器
サイフォン方式だが、鉢内底部にゼット孔(噴出口)を持ち、そこから勢いよく水を噴出させ強制的にサイフォンを起こさせるタイプ。臭気の発散や汚物の付着を防ぎ、はね返りも少なく、洗浄機能もきわめて優秀な便器。
高級タイプとして位置付けられている。

サイフォンボルテックス式便器
洗浄水の渦巻作用とサイホンによって汚物を流すタイプ。
音が静かで、ロータンクが便器と一体になった低ロータンク方式で、便器の中では最高級に位置している。コストが高いことや水量が一般の洋風よりも多く必要ではあるが、洗浄音が静かで一般家庭などで使用されている。

CM
construction managementの略。建築経営技術という訳語は定着していない。
従来の建設施工や建築という概念に経営管理を含めた新しい経営技術体系。
独立した学部で計画(設計)、積算、購買、原価管理、品質管理、工程管理、施工管理という体系的な構成をもつ。
→コストコントロール

市街化調整区域
都市計画法に基づく都市計画区域のうち、市街化を抑制する区域。
この区域内では、原則として用途地域を定めない。開発行為などの制限がある。
→都市計画、市街化区域

斜線制限
市街地環境の確保を図るため、建築物の高さ、位置などの形態を規制する方法。
斜線制限には、道路の上空を一定の角度で確保する道路斜線制限、隣地敷地の建物との相互間の採光、通風などを確保する隣地斜線制限、北側斜線制限がある。
→日陰規制

竣工検査
1.建築物の全工事が完了したとき、工事監理者が設計図書通りにできているかどうか、また発注者に対し引渡し可能であるかを検査する。
2.提出された工事完了届により特定行政庁が行う検査。

上棟式
建築工事の途中で行う儀式で、「棟上げ」ともいう。建物の守護神と匠の神を祀って竣工までの加護と建物の堅固を祈願するもの。
木造は棟木を棟に上げるときに行い、S造やSRC造は鉄骨工事が完了したときに、RC造は躯体コンクリート打込みが完了したときに行う。
棟札に工事の主旨や建物名、上棟年月日、建築主名等を書き、棟梁が棟木に奉置する。

心持ち材
製材時に、樹幹の中心部を含む材のこと。
そこを中心に材の狂い方が大きく変化することがある。

筋かい
地震や風などの外力に対し、建物の軸組を強化するために入れる斜め材。
木造では圧縮材として柱の2つ割り程度が用いられ、鉄骨造では引張材として丸鋼やアングルが用いられる。筋かいのうち、引張材となるものを引張筋かい、圧縮材として働くものを圧縮筋かいという。

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た行

耐火建築物
建築基準法の用語の定義のうちの一つで、主要構造部を耐火構造とした建築物で、外壁の開口部で延焼のおそれのある部分に、防火戸その他の防火設備を有する建物。

タウンハウス
連棟式集合住宅で、共用の庭を持ち、各戸が土地に接している低層建築物の形式。
タウンハウスの語源は、イギリスの貴族たちがシーズン(4~7月)に気候のよい都市生活をするための住宅で、その原型はカントリーハウスである。
貴族の住む立派な邸宅ということで、アメリカでもそのデザイン形態が採り入れられ、連続集合住宅のことをタウンハウスと呼ぶようになった。
→カントリーハウス

ダグラスファー
ベイマツのこと。ダグラスファーはマツの一種で、脂も多いが粘りがあり、材料自体の構造強度も高い。
針葉樹であるが、硬く重い樹木なので、ハードウッドに区分されることもあった。
構造材としては、特に優れ、水がかり部分にも耐久性が評価されている。
ドア材にも使われるが、脂の問題が指摘される。

駄目工事
工事がほぼ完成した竣工直前の段階で、わずかに残っている未完成部分を完成させること。
または、不具合部分を手直しすること。

ツーバイフォー工法
ツーバイフォー工法は、北米で生まれ発達した工法で最初はシカゴ工法と呼ばれ、やがてバルーン工法と呼ばれた。戦後、構造用合板が登場し、合板による版(ダイヤフラム)構造が生れることにより、プラットフォーム工法と呼ばれるようになった。日本では「枠組壁工法」という呼び方が正式な名称になっている。建物の躯体(骨組)を構成する部材のうち、2インチ×4インチの断面の部材を多く使用することから、2×4(ツーバイフォー)工法の呼び方が一般化している。
この工法は規格化された構造用製材でつくった枠組に、構造用合板などの面材を張りたてたパネル(版)で床、壁、屋根を箱状に構成する構造に特性がある。
また、この工法の特徴は、使用する部材の種類が少ない、接合が釘や専用の金物で比較的簡単にできる、工法がシステム化されているため工程が明確で、分業になじみやすい。
各作業は単純化されているだけ、分業化による熟練の程度による工期の差は大きい。
工期、耐震性・耐久性に優れ、気密性・断熱性も高めることが合理的にできる工法である。

継手
材料を継ぐ部分のこと。継手の方法は、構造材料の場合は応力の伝達を的確にできるよう金輪継ぎ、蟻継ぎ、追掛大栓継ぎなど複雑なものが多いが、非構造材や構造材でも接着剤によるものの場合には、突付け(バットジョイント)、斜め継ぎ(スカーフジョイント)、組合せ継ぎ(フィンガージョイント)がある。

テラスハウス
各戸ごとにテラスをもつ連続住宅で、各戸が土地と接しており、庭を持っているので独立住宅の性格がある。

戸当たり
扉が壁等に直接当たらないように床や壁、または扉に取り付けるストッパー金具。

鳥の子紙
和紙の一種で、鳥の子色の紙のこと。雁皮(落葉灌木)の樹皮と楮との液に、三椏を混ぜてすいた和紙。高級な和紙で、光沢があり、平滑・緻密な紙質をもち、障子紙としても使われる。

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な行

二項道路
建築基準法第42条2項に規定されている道路で、この法律施行時に建物の建っていた幅員4m未満の道で、特定行政庁が指定した道路。道路の中心線から2mの線が、道路との境界線とみなされる。
→道路

ニッチ
彫像や花瓶などを置く壁のくぼみのこと。ぴったり合っていること。

布基礎
縁の下(クロールクペース)を持つ建築物の構造から発生する応力を、地盤へ伝達するための、構造耐力上一体の構造として造られた帯状の連続した基礎。布基礎が、上部構造からの応力や地盤の状態によって破壊したり、不等沈下しないように、鉄筋によって補強し、構造上一体として働く強さが要求されている。

根切り
建物の基礎や地下室を構築するために、地盤面下を掘削すること。
布掘り(布基礎)、独立基礎(壷掘り)、総掘りなどがある。

ノンスリップ
滑り止めのこと。階段の段板(踏板)の端部に、滑って足を踏み外さないように付けられる。

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は行

発泡ウレタン
ウレタンを発泡させて断熱性の高い材料としたもの。金属サイディングの断熱材料として使われている。発泡ウレタンの燃焼熱は低く、自己継続燃焼するだけのエネルギーをもっていない。

バリアフリー
一般的には、高齢者や身障者などハンディキャップがある人々の移動や行動を阻む物的な障害がないこと。
具体的には、住宅内の小さな段差、階段、玄関などの出入口、廊下やトイレが障害となるが、それぞれ床や出入口の段差を解消したり、階段に手すりを設置したり、廊下の幅を広げたり、浴室を広くして手すりを設置することをいう。
→ノーマライゼーション

火打ち材
軸組構造において、水平軸組の角度(通常直角)を保持するために使用される水平斜材のこと。
水平ブレースで、壁組の方杖や筋かいに相当する材料のこと。
土台、梁と桁、根太相互間などに設けられる。

日陰規制
日照が居住環境上重要であることから、中高層建築物により生ずる日影を一定範囲内におさえるためになされる規制。日影規制は第一種・第二種低層住居専用地域や第一種・第二種中高層住居専用地域などの地域において、地方公共団体が条例で指定する区域内にある建築物に適用される。
規制の内容は、冬至日において条例で定める時間以上に日影となる部分を生じさせてはならないこととされている。
→北側斜線制限、斜線制限

ピロティ
フランス語で建物を支える杭のこと。建物を支持する独立柱が並ぶ吹き放ちの空間。
地上階を開放し、太陽と緑と空気を取り入れるなど、ル・コルビュジエにより提唱されたもの。
地震多発地域では、耐震性の配慮が必要となる。

ファサード
正面、建築物の正面立面のこと。外観。建物をデザインするうえで大切な要素となる。

不同沈下・不等沈下
建築物の地盤の沈下が不等であるために、建築物自体が傾斜または変形破壊を起こす地盤の沈下現象。
建築物の支持地盤が異質の構造であったり、伐土部分と盛土部分があったり、盛土部分のてん圧が十分でない、また粘土地盤等で圧密自体に時間がかかるために発生する。
→圧密沈下

ベイクアウト
室内に発生した化学物質を減らすのに有効とされる方法。
窓を閉め切り、3~4日間にわたり暖房器具などで室内の温度を30℃ぐらいに上げ、ガスの揮発を促進させて有害物質を出し切るというもの。

防火区画
建築物内の火災荷重(燃え種)を分割管理するファイアーコンパートメント技術のこと。
火災時に延焼の拡大を防ぎ、火災を局部的なものに抑えるとともに、避難を容易にするため、一定面積ごとまたは用途に応じて行う防火のための区画。
防火区画には、建築床面積を一定の広さごとに区画する(面積区画)もののほか、重層する空間で連続するもののほか、重層する空間で連続するものは、階をまたがって火災が伝播する危険性があるので、縦方向の空間は、それぞれ独立した防災区画(竪穴区画)とするものとがある。

防火地域
都市内で、人や物が集中する中心商業地、あるいは災害時に救済活動のセンターとして機能すべき官公庁街などに、都市計画法の手続きに従って指定される地域。

ボーリング柱状図
主として地盤および土質調査の目的で深い孔を掘り、土層構成を柱状に示した図。
地盤調査では、ロータリーボーリングが用いられる。

ホルムアルデヒド
合成樹脂や接着剤に含まれる、有害化学物質の一つ。
空気中に拡散し、多量に吸い込むと中毒を起こす。
また、化学物質過敏症の一因としても挙げられる。
最近ではホルムアルデヒドを使わないノンホルマリン接着剤が使われるようになってきている。
→化学物質過敏症

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ま行

間柱
通し柱と通し柱とのあいだに設けられる柱のことを間柱といい、間柱は各階の梁、桁を支えるもので、階高を超える長さになることはない。間柱は軸組構造に使われ、大壁造りでは通常の柱の1/2や1/3の
割り材が使われることが多い。

免震構法
地震による建物の揺れ、破壊を防ぐため、地震力が直接建物に伝わらないように工夫された構法。
基礎と上部構造の間に、積層ゴムやダンパーを入れる構法などが開発されている。

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や行

山留め
根切りの際に周囲の地盤が崩れないように、矢板・堰板などで土を押さえること。
根切りが深く土圧が大きい場合には、これを腹起し、切梁、親柱などで組んだ支保架構で支える。
この支保架構までを含めていうこともある。

ユーティリティ
1.キッチン、浴室などに接続して設けられる場合が多く、水回りの作業でもある洗たくなどを行う家事室。
洗たく以外では、給湯機の設置、乾燥機の設置や水回りで使用する備品置場などの機能がある。
「家事室」ともいう。
2.住宅地開発の場合、電気、ガス、上下水道、電話などのサービス施設のことをいう。

容積率
建築物の延べ面積の敷地面積に対する割合。延べ面積とは、建築物各階などの壁、その他の区画の中線で囲まれた部分の水平投影面積である。容積率の最高限度、用途地域に応じて定められているが、全面道路の幅員によっては、引下げがある。また、特定街区などは緩和される。

用途規制
それぞれの用途地域内においてなされている建築物の用途に関する制限のことで、その具体的な制限は建築基準法において定められている。なお特別用途地区内においては、地方公共団体の条例により、用途地域における用途制限が強化または緩和される。
→用途地域、特別用途地区

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ら行

ラーメン構造
建築構造の一種で、部材の接合部を剛接とした構造。柱と梁、柱と桁、梁と桁、大梁と小梁というような、垂直、水平の軸組材相互の接合状態が剛接合(各部材相互の接合が一体の構造として角度を変えない関係を維持し、曲げ応力を正しく伝達する接合)としてつくられている構造。
鉄筋コンクリート造、鉄骨造がその具体例。

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